2023/09/30

しんぶん

 







先日のことになりますが、

9月27日(水)朝日新聞の夕刊に俳句を掲載していただきました。

円虹主宰の佳乃先生へ朝日新聞の担当の方からお話があり、

50歳以下の俳人を何名か紹介してほしいとのことで、

ギリギリ50歳以下の私にもお声が掛かったということです。


12句詠むということで、最初は少し不安もありましたし、私で

よいのだろうかとも思いましたが、折角の機会ですのでやってみよう!と

〆切までの一か月余り、七転八倒しながら詠んでいきました。

佳乃先生にも途中で句をみていただいたりして、何度も何度も推敲して

なんとか間に合いました。


掲載後、長い間お会いしていない知人から、たまたま新聞で記事を見て下さった

ようで感想を書いた葉書が届き、報われたようなとても嬉しい気持ちになりました。

佳乃先生からも良かったというお言葉をいただきホッとしております。


よい経験となりました~。









2023/09/29

やきあがり

 








窯出ししました!


いくつかご紹介します。





























ご注文いただいていたマグカップ。

親指以外、指が全部入る取ってが良いと。

しっかり握りたい、というご要望です。


























ただ入るだぇではなく、指が本体に触れてしまうと、

熱いものを入れた時には熱さが伝わってしまうので、

触れないように。でも、安定の持ちやすさを感じられるように。







高台の器。









高台の裏に模様を彫りました。

見えないオシャレ































ルリ釉のものは、一人分のお刺身など盛りたい。




まだまだ課題はありますが、まずは無事に焼けたことに感謝です!



2023/09/27

すやき

 



















サボっていたわけではありませんが。


久しぶりの窯焚きとなってしまいました。

窯いっぱいになるまで焼成を待ちますが、今回は手が進むのが

遅かったな~。

やっと素焼きをして、釉掛け真っ最中です。




















先日、漆器の展覧会を観に行って参考になった高台の器。

ロックな器も試作中!


本焼き後にまた写真上げますね。



2023/09/22

みそ

 







今年も味噌、出来ました!

いつもより少し早い時期の解禁ですが、3月に仕込んで、通常半年後には

食べられるので問題無し。


味噌友が解禁した事を知り、ウズウズしていたのです。



周りにカビルンルンがいたのですが、取り除けば大丈夫!

でも、見たことのないカビでフリルのようになっていて、

固まってポリポリと取れたのでした。


初めて大豆を茹でるところから作った味噌。


とっても美味しく出来ました。


味噌汁は勿論、

おにぎりにしても美味しいのよね〜。
















七年目のゆき味噌。

次の課題は一年中ゆき味噌で過ごせるように、時間差でいくつか仕込む。

でっかい鍋買おうかなー


2023/09/21

うみ

 







沖縄へ引越して一年経ちましたが、初めて「海に行きたい!」と

里へと伝え、お客様は里のご友人のみという日に連れて行ってもらいました。


超インドア派なので、一年に一度海に行ったら大満足なので、

昨年は伊計島のビーチでパシャパシャと一人楽しみました。


今回は、船でダイビングスポットへ!


とは言え、私はダイビングは出来ないので、シュノーケリングで

船につかまりながらプカプカ浮かんで眼下に広がる珊瑚を見ていました。

波の上から海に顔をつけた時の、世界が変わる瞬間は、感動~。

遠くからでも珊瑚を眺められて嬉しいけど、間近で見たらもっと感動

するのだろうな。だからみんなダイビングにハマるのね~。



ダイビングしている里やお友達を眺め、ぷか~ぷか~と浮いているだけで

楽しい!






















無人島で休憩して、船上で里の特製トムヤムクンやおにぎりをいただきながら

この美しい海を眺めました。

はぁ~幸せ。




















2023/09/19

えいさー

 





9月に入ってから、各地でエイサー祭りが行われています。


その中で、里の出身でもあるうるま市のエイサー祭りの前夜祭に

行ってきました。




















久しぶりの開催で、屋台も出ていてたくさんの人で賑わっていました。

























里が太鼓を叩いていたという、江洲青年会。



















まだ小学校へ上がる前と思われるお子さんも小さい太鼓を叩いていたりして、

伝統を受け継いで行く想いが伝わります。

人数が減ってしまって、東西あったチームを一つにまとめたという

自治会もあると聞きました。

それぞれの努力があって、今宵のエイサーを見ることができるのです。




















また来年も、楽しみだな!










2023/09/14

ななこ

 





2回目の機織り。

とうとう織るところまでやってきました。

ここまでの工程、糸染めから整経から仮筬通ししたり

長かったけれど楽しい工程です。


陶器作りもそうだけど、もの作りには時間がかかるもの。

でも、簡単に速く、時短で出来るものって、あっという間に

無くなってしまう。

時間をじっくりかけて丁寧に作ったものは、ずっと残る。



そう言い聞かせて焦らず丁寧に作業していたつもりが、人間だもの。

やっぱり手違いが生まれます。

そうしたら、またそこへ戻ってやり直す。


二度目の織は一度目よりも技術をあげたい!と思い、

ななこ織(斜子、魚子などと表記される)という織を取り入れます。






















ななこ織と平織を交互に練習で織ってみました。

ななこ織は横の白糸が目立つ方です。

機織りって、踏板というものを踏み換えて糸の上下を変えていくので、

足も使うのですよねー。ピアノ弾くように。

これは頭の体操にいいぞー。


と、言うことでたどたどしい織なのでまだまだ完成は先ですな。





2023/09/06

しっき

 





月に一度の俳句の会、奏の会吟行に行ってきました。


今回は私の当番月。行く場所や昼食、句会場所など決めます。


以前にも吟行で訪れたことがあるとのことでしたが、

暑さ厳しい時期でもありますし、屋内の吟行場所がいいだろう!

と思い、浦添市美術館を選びました。


企画展、「美味しい漆器」を鑑賞。













「黒漆雲龍螺鈿盆」

龍の爪が5本です。


写真が上手に撮れていなかったのですが、

パパイヤの紋様の菓子器

沖縄ならではの紋様です。



















芭蕉の紋様の煙草盆もありましたよ。





















戦後はアメリカ兵のお土産品としての漆器も作られるようになり、

冒頭の写真のような器も作られていました。


館内は私たち以外には誰もおらず、ゆっくり静かに鑑賞できました。

美術館でこんなにじっくりゆっくり鑑賞出来るなんて久しぶり。

運営のことも考えてしまいますが、混雑しすぎる展覧会はケッコウキツイ。




そんなこんなで俳句を詠んでいるのかいないのか。



美術館の敷地内にある「チョウ(蝶)ハウス」へと移動。





















オオゴマダラの羽化の真っ最中!

大きめの蝶なのですが、羽ばたきが聞こえてくるほどで、

羽化した蝶がバッサバッサとハウス内を飛び回っていました。




















オオゴマダラのサナギって、金色なのですー!

自然界の色って不思議で魅力的。

この姿をツタンカーメンとして句に詠んだ仲間がいました。素敵!





















まさに、サナギから出て来たものもいたり

もうすぐ出て来そうなサナギもあり


夢中になって見ていました。