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2023/07/25

さんしん

 








7月の初めに、所属する沖縄民謡保存会の年に一度の民謡コンクールに

出場しました。


今回は優秀賞を目指しての参加で、課題曲の中から一曲を選んで

練習して本番に臨みました。



初めて聴いた時からずっと好きな唄「白雲節」を選び

審査してくださる先生方の前で演奏しました。


ガッチガチに緊張しましたよー!


結果は残念ながら不合格でしたが清々しい気持ちでした。


持てる力は全て出したので、まだまだ合格する技術がなかったということです。



しばらく燃え尽き症候群でしたがまた練習しよー  かな



指導してくれた師匠に感謝です!






2023/03/28

みんよう

 
























沖縄民謡の7団体が参加している


「沖縄県民謡合同連合会」の旗揚公演を観に行ってきました。


末席ながら私も所属している沖縄民謡保存会の師範や門下生の方々も

出演されました。



沖縄民謡だけでなく、民謡の担い手は段々減少傾向にある昨今、

大御所の方々が尽力されていることが窺えます。


この会の発起人である大工哲弘さんは、昨年の朝ドラに出演されていました。

ドラマの役柄も三線の大御所というところで、

その中での演奏も、沖縄民謡をあまり知らない方でも

感じ入るところがあったと聞いています。


どの世界も、先人たちの努力によって繋がっているのだなぁと、

感謝と感動の舞台でした。



会場に足を運んでいるのがご高齢の方が多く、

それこそ足の運びも大変そうで、もっと若い世代もこぞって来場すると

いいのになぁ、と感じました。





2022/09/26

らいぶ

 





台風が毎週のようにやってきていた、ある週末。

おなか先生が来沖し、お誘いいただいていたライブに行ってきました。


下地勇さんと新良幸人さんが所属する事務所「アライズ」が主催する

「新意地 豊年祭」というライブでした。





















ゲストを迎えてのたっぷり3時間のライブでした。


新良幸人さんの超絶技巧の三線がかっこよかったし、

下地勇さんの宮古島方言の歌も楽しく、

二人の声の調和も最高だった!




ライブの後も(ライブ前から呑んでいた)、新しいメンバーも加わり

呑み会でしたが、那覇から離れた場所に住む私は、泣く泣く最終バスに

乗り遅れないように帰ったのでした。


楽しかった🎵



2022/07/24

いぎが


























ウチナーグチで「男」は

「イギガ」と表記されるけど、発音はもっと、違くて

「ゐぎぃぐぁ」

という雰囲気



「男三人会」


沖縄ではこんなに贅沢なライブが行われるんだー!

と、嬉しくなったライブに行ってきました。



知名定男さん、大工哲弘さん、田場盛信さん

という、大御所三人の共演です。



御三方それぞれの演奏を楽しみ、終盤は三人揃って

舞台にお出ましになり、自分の持ち唄を

別の人が唄うという趣向でした。


途中のユンタクが楽しくて!

結構ウチナーグチでしたが、殆ど分かりましたよ。


マイクのセッティングなど裏方は、

若手の唄者たちがしていて、最後は皆で、着席しつつの

カチャーシーで締まりました。


内容の濃い舞台でとてもたのしかったです。


次回の三人会も企画してくれるようなので、

また行きたいと思います!



2022/05/05

はいさい

 





川崎で毎年行われている「ハイサイフェスタ


昨年は中止となり、一昨年は予約制だったり、日程的に行かれなかった

こともあり、3年ぶりに行くことができました。


川崎市と、お隣の横浜市鶴見区は、昔から沖縄県出身の方が多く

居住している地域であり、川崎市と、那覇市は1996年から友好都市となっています。



泡盛呑みつつライブを観ていると、お隣の男性は波照間島のご出身で、

今は東京で暮らし、娘さんやお孫さんもいらして、娘さんは三線の師範だそうです。


そして、大工哲弘さんは石垣島の高校で一年先輩だったそう。






















その大工哲弘さんの演奏もとっても素敵!最高~。



ちなみにその男性は、私が以前三線を習っていた先生のお知り合いということで、

なんとも楽しい偶然の出会いでした。


2021/01/18

うむい

 





また一人、沖縄民謡の宝が鬼籍に入ってしまった。



本日、大城美佐子さんが、84年の生涯を閉じられました。


生の唄を聴いたのは一度きり。

日比谷野音で開催された「琉球フェステイバル」


その時は登川誠仁さんも出演されていて、その歌声に酔いしれていました。

(実際に島酒呑み過ぎてヨッパラッテいました)


ワンマンライブに行ってみたいな、と思っていた時の訃報。


登川誠仁さんの訃報を聞いた時も心がスースーしましたが、

本日も冷たい風が心に吹きました。


大城美佐子さんは、那覇で「島思い」というお店をされていて、

時折お店に出られてライブもされていると聞いていて、

一度行きたいな~と思っていたのです。



やっぱり、「いつか」ではなく「今でしょう!!」

行ける時に行く、会いたい時に会わなければならないと


明日死んでしまうかもしれないのだから。


美佐子さんのご冥福をお祈りします。





2020/04/30

みみこぴ





人生で初めて、「耳コピ」を試みています。


「耳コピ」音源から音階を聞き取って再現すること。

そして「採譜」(耳コピしたものを譜面に起こすこと)もしています。



音楽の専門教育も受けたことは無いし、オタマジャクシの音符もよく

読めないけれど、どーしても演奏したい沖縄民謡がありましてね。




無謀にも始めた所、まずは音源の音階にチンダミ(調弦)することが

できず、半日くらい格闘しましたよ。

あー、先が思いやられる。と、思ったら、チンダミが出来たらわりと

進んできましたよ。


まだまだ時間はかかりそうだけど、トンネルの先に光が見えてきました。




沖縄の三線の先生から、次回沖縄へ行きお稽古をつけてもらう時までの

宿題として課されたのですが、工工四(楽譜)が無いってことで、

インターネットで探しても見つからず、自力でやるっきゃない!と思い、

やっとCDを取り寄せて何回もリピートして聞いています。

今だから、出来ること。



って、何目指してるのーー!?




「うちふりけぇーふり二人が仲」

知名定男/作詞  津波恒英/作曲



一、男  うちふりたんてや  うちふりたんてや

     一目見ちから  命かじり


  女  けぇーふりやびたんてぇー  けぇーふりやびたんてぇー

     一目見ちから  命かじり


  男女 明日ぬ幸せ  我った二人

     あんし可愛さる二人が仲


  男  うちふりたんてぇやー


  女  けぇーふりやびたんてぇー

     一目見ちから  命かじり



三番まで続く~



2020/04/20

えらぶ




お父上が沖永良部島のご出身だという生徒さんがいらっしゃって、

4月に沖永良部島に行く計画をされていたけど、どうしただろう。


そんなお話も出来ない今日この頃。



「永良部百合の花」という唄を練習しています。

いつかその生徒さんに聴いていただけたらな~。



これまで歌詞は4番までしかしらなかったけれど、昨日ご紹介した

「デュエット」に収録されているものは、なんと8番まである!

沖永良部島の港の名前などが入っている新たな歌詞を知って、

これは全て覚えないとな!と思って記憶力の低下している脳に

ビシビシとムチ打って練習しています。




永良部~百合ぬ花~アメリカ~に~♪

咲かちヤリクヌ




2020/04/19

でゅえっと





登川誠仁さんと大城美佐子さんの「デュエット」というアルバム。

2012年には発売されていたけれど、やっと購入しました。

発売のすぐあと、2013年3月に、登川誠仁さんは80歳で亡くなられた。



生前、生きている時に生の声を聞きたいと、名古屋や広島まで追っかけて

ライブに行ったりしました。



三線の技と軽妙な、それでいて深い唄声、演奏の合間のユンタクの面白さ。

(ウチナーグチの時は半分もわからなかったけど)


そんな誠仁さんの姿をもう見られないのだと、生の唄三線を聴けないのだと

涙が止まらなかったことを想い出します。



大城美佐子さんは今もご健在!


そんな二人の男女の掛け合いの唄が収録されたアルバム。

私の好きな「白浜節」もあるし、練習中の「桃売いアン小」や

「永良部百合の花」もあるので楽しく聴いています。

「伊計離り節」も今度挑戦してみたい曲です。




誠仁さんの他に、好きな唄者で嘉手刈林昌さんもいますが、

もうずっと前に鬼籍に入られていて、

生前ライブでその唄三線を聴けなかったことが悔やまれます。




今は、音楽家の方々もライブが出来ない状況ですし、行くことは出来ないけれど、

この状況が落ち着いたら、またライブに出掛けて、

生の、生きている声を聴きにでかけたいな~と思います。





今はお家で音楽を聴いていよう。