2017/03/28

ゆうらくちょう





沖縄二人展に出品した作品をいくつか、紹介させていただきます。





こちらはミンサー紋様のカラカラとぐい吞み。






ぐい吞みたち。






ミンサー紋様の七寸皿。


ありがたいことに、ミンサー紋様の器は完売しました。






酒器の多いこと。



沖縄は遠くてなかなか見に行くことは出来ないな~という
みなさまに朗報です(!?)


有楽町の交通会館で開催される、グループ展に参加いたします!



交通会館地下1階  シルバーホールA


4月23日(日)~4月29日(土)

4月23日         12:00~19:00
4月24日~28日       11:00~19:00
4月29日         11:00~17:00


私は24日(月)、25日(火)、28日(金)、29日(土)は
会場におります。


ご都合がよろしければ、お越しくださいね。



「有楽町で逢いましょう」



只今新作窯焚き中!





2017/03/20

くだかじま









































ざわわざわわ


展覧会が終わって、搬出も無事終了。

沖縄を去り難く、本土へ戻る日を伸ばして、久高島へ行ってきました。

那覇からバスでトコトコ1時間くらいかけて、安座間港へ。
そこから高速船で約15分。フェリーだったら約30分で
久高島に到着します。


久高島は、琉球を創った神「アマミキヨ」が最初に降り立った島と
言われている、神の島です。


貸自転車を借りてレッツラゴー!






















と、出発した途端にパラパラと雨が降ってきました。

小雨なので気にせず自転車をこいでいきます。



途中の浜に寄ったりしながら、島北端のカベール岬へ。

この頃には雨が止みました。






この岬に、アマミキヨが降り立ったとされています。


岬に立って風に吹かれていたら、なんとも言えない感動が
心に飛び込んできましたよ。


美しい風景です。


曇っているけど。























あの島影は本島。


自転車で3時間くらいでひと廻りできますが、もっとのんびり
してもよかったな。

また来よう。










































2017/03/19

あれこれ





「ワッター カナサ ウチナー ターチ」  のあれこれ。



後半初日の夜に、瑞慶山さん率いる三線教室の生徒さんたちと
展覧会を観に来てくれました。



絵を熱心に観てくれるみなさんを写真に撮る尾中先生。






絵の説明をする尾中先生。仕事しています。




初日は東京から友達が来てくれました。
ももちゃんありがとう!
そのあとの呑みで色々ありまして…。

その友人のリクエストで、翌日の昼は、尾中先生がパスタを
作ってくれることになったのですが、友人は食べること、叶わず。

こちらは美味しくいただきましたよ!




最終日も、また別の友人が東京からきてくれました。
やっちゃんありがとね!



友人のやっちゃんの似顔絵を描く尾中先生。
描いている過程をずっと見るのは初めて。
絵描きなんだな~。(失礼)








































本当に楽しく充実した日々でした。
よく呑んだな~。




2017/03/17

さくらさく




「ワッター カナサ ウチナー ターチ」


酒と人と縁と愛に恵まれて(お酒を一番最初にしてしまった)
無事に終了いたしました。


色々あったなぁ~。(遠い目)


来てくださった方々、来れなくても遠くで応援してくれた方々、
石嶺食堂のみなさま、そして尾中先生、


本当に、本当に、ありがとうございました!!


幸せだなぁ。


後半に、高知に住む友人夫妻が桜を贈ってくれました。
そこに、こんなメッセージが添えられていました。



『 ひとひらの桜の花びらと杯

  そしてかっこいいネーネー達に囲まれて

  美味しい香り

  三線の音

  素敵な夜になることと想います 』



まさしくそんな日々だったよ。
ありがとう。























2017/03/06

わじわじー










































ワジワジー。

このストレス社会。


「ワジワジー」とは、ウチナーグチで「イライラする」とか、「腹が立つ」
とか、とにかくストレスを感じる時の言葉です。


パソコンのメールソフトがおかしくなって、メールの送受信ができない
状態になりました。

苦手なりにも自分で解決しようと、インターネットで解決方法を
探しながら手探りで何度も試みましたが、なかなか元に戻りません。

「アカウント設定」っつーのをやり直さなけれはいけない状態なの
ですが、私の使っているメールソフトの画面で、

「SMTPサーバー名」

「POP3サーバー名」


など入力する項目がありまして…


…………


日本語で言えやごぉうらっ!


ちんぷんかんぷんのパソコン用語に頭はクラクラ
目はチカチカすること数時間。



あきらめまして、プロバイダーの相談電話に助けを求めたところ、
少し東北訛りのある優しい女性に助言を受けつつ、画面を
見ながら入力して、やっとこさっとこ元に戻りました。


「ありがとうございますっっ!!本当に助かりました!!」


と、ほとんど涙目で電話の向こうの女性に感謝しました。


ううっ。



どうしてこうも世の中は複雑になってしまったの?



「じゅーんっちゃん、あーそーぼっ」

と、窓の下で友達を呼んで、田んぼに遊びに行ったころが
懐かしい…。




電話の向こうの女性は、パソコンにも詳しいけれど、
人と人の関わりの根本的な、見えない交流をきっと
大事にできる人だな、と、アナログ人間の私は膝を抱えながら
じっと考えるのであります。
(優しくされると嬉しいものです)


お会いすることはないでしょうが、電話の向こうのあなたに。


コンドウさん、ありがとう。





2017/03/01

はしご2






ギャラリーはしごの続きです。

最初に銀座の阿曾美術を訪れて、

平松麻 原画展」を観ました。


文芸誌 「MONKEY」 に掲載された、村上春樹さんの
文章のために書かれた挿画の原画です。


村上春樹さんが、昨年「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」を
受賞した時に、デンマークを訪れてスピーチした文章です。


私は10年前くらいから、「村上主義者」なので(巷で言う
『ハルキスト』という言い方をしない)、会場で販売していた
「MONKEY」を購入して、電車の中で読み耽りました。


会場で先入観なしに観ていた絵画と、内容がしっくりと
心に染みました。

光と影が印象的な絵画は、静かなようで、奥底にマグマが
たぎっているような、強いイメージを受けました。

村上春樹さんの文章とともに掲載されている、
アンデルセンの「影」という短編の挿画が、とても印象的でした。
こちらも平松麻さんの絵画です。


アンデルセンといって思い浮かぶのは童話でしょうか。
けれど、「影」はざらりとした手触りの、ひたひたと迫ってくる
恐怖を感じるような、深く暗いお話です。



「影を生まない光は、本物の光ではありません」




「MONKEY」読みたい方はお貸ししますよ~。



はしごは以上!
え?2軒だけかって?
作品観る時は結構エネルギー使うので、2軒までが
限界なのです。

呑み屋だったらもう一軒!てところでしょうけれど。