2016/03/29

からあげ






鶏のからあげが好き。
なんだかとても好き。

揚げ物は、油の後片付けのことを考えるとやる気がおきず、
ほとんどしませんが、久しぶりに唐揚げを作りたくなったので仕込みました。


は~、やっぱり揚げたては美味しいなぁ。


器は、以前佐賀県を旅した時、有田焼の有田町へ行って購入したものです。


上絵の雰囲気が柔らかくていいな~と思い、煎茶碗とお揃いで手に入れました。

















桜の時期にはよく使います。左は藤の花。


しかし、煎茶碗と言っても小さいので、もっぱら酒器になっていますが…。






2016/03/22

てんもく




静嘉堂文庫美術館 へ行ってきました。

会期は昨日までだったのですが、国宝の「曜変天目茶碗」も久しぶりに
展示されるので、再会してきました。


三菱財閥の第2代岩崎弥之助と、その子供の岩崎小彌太が収集した
コレクションが見られます。


最近「へうげもの」という桃山時代を主な舞台とした、古田織部という
武将であり、茶人であった人を主人公にした漫画を読んだこともあり、
名物茶器などがまた違った印象で感じられました。

「へ~、この茶入れが一国一城の価値があったんだ~」





美術館を出ると、桜の花も咲いていました。








































来週はお花見だ。






2016/03/21

めおと




夫婦茶碗のご注文をいただきました。

もう少し大きめの抹茶碗を作ったのですが、それを見てくださって、
「この感じの飯碗でご飯を食べてみたい」

とおっしゃっていただき、制作しました。
さて、お気に召していただけるでしょうか。

旦那様からのご注文だったのですが、奥様の分はさらに小さめに、
という心配りのご注文。むふっ。

ありがとうございます!





2016/03/19

ふたもの




昨年の12月に行った二人展の時に、追加でご注文いただいた器の
あれこれが焼きあがりました。

こちらの蓋物、手のひらサイズですが、何を入れてくださるのでしょう。





内側には琉球ガラス。小さな海が入っています。






2016/03/16

そば




蕎麦屋で一杯ひっかけて、〆に蕎麦なんて乙じゃぁねぇかいっ。

と、江戸っ子の真似をしてみたい春の日、美味しいお酒があるので
まずは燻製の鯖と、卵焼きで一杯。






















鯖は宮城県気仙沼の「本田水産」のもので、私が普段食材を調達している
生協のカタログで注文したものですが、とっっっても美味しかった!
HPに載っている鯖の燻製の価格よりお手頃でした。
卵は出汁巻き卵ではありませんが、まぁ、良しとしよう。


お酒は、もともとは福島県浪江町に酒蔵があった「鈴木酒造店」のもので、
地震の時に蔵が流されて、今は山形県で酒造りを続けているということです。
純米酒。
おいしーーー!!


蕎麦つゆは、尾中先生のブログで紹介していた作り方を試してみましたよ。
私はみりんを使わないので、代わりにお酒の量を増やして、はちみつを少し
入れてみましたよ。

先生、実験は成功しました!

蕎麦猪口は陶芸家の越智伸明さん作で、酒器は京都の陶芸の学校で、
絵付けを教えてくださった水野先生作、卵焼きのお皿は沖縄壺屋の
育陶園の器。その他の陶器は拙作。

おー、贅沢だ。おー酔った。





2016/03/11

あれから





5年の月日が過ぎました。

今年の3月11日は、5年前と同じ金曜日。

その時は陶芸教室の最中で、生徒さんも銘々作業をしていました。

大きな揺れに驚きましたが、何かが壊れたり、生徒さんもケガをされる
こともなく、また作業に戻りましたが、大変なことになっていると間もなく
わかりました。

それでも、生徒さんの作品も一つも割れることなく無事だったことは、
ありがたいことでした。





毎年、卒園する園児さんたちにプレゼントをするために、成形から
絵付けまでお一人でされている、生徒さんであり、園長先生の作品が、
今年も無事に焼きあがりました。






子供たち、一人ひとりの顔を思い浮かべて作られた愛情いっぱいの器。

今はよくわからなくても、きっと後からじわりじわりと心に響いてくること
でしょう。


毎年この時期に焼き上がるので、5年前も、壊れなくてよかったですね~と、
感謝し合ったことを思い出します。

5年前の地震を想い、今もあの日の地震の中にいる方達のことを想います。


日々、精一杯生きて、出来ることをやっていこう。


合掌





2016/03/05

ゆたんぽ





















暖かくなってきましたね。
それでもまだ、夜は冷え込んだりしています。


欲しかった陶器の湯たんぽが、家にやってきましたー!
近所の水餃子屋さんの女将さんが「人に薦められて買ったのだけど、
自分には合わないので使わない?」ということで、「喜んで!」
いただきました。
わーい。


陶器の湯たんぽは、じっくりじんわり温まるので、欲しいな~と
思っていたのです。

作ろうか、なんて思ったけれど、これはちょっと難しいですね。






















こちらは型で作られているのでしょうが、この蓋のスクリューのところが
難問です。

早速使ってみたら、ほんとに優しい温かさであっという間に夢の中へ。


朝起きたら布団の外に出ていましたけれど…。






2016/03/01

ひいな








横浜・山手にある、外国人居留地だった場所の西洋館の一つ、
「外交官の家」に行ってきました。

陶芸教室の生徒さんで、和の布を使って色々な物を作る教室の先生を
している方が、今回「雛祭り」をテーマにしたしつらえをされるとのことで、
楽しみにしていました。

上の写真は、大正時代(だったかな?)のお雛様で、七段飾り!
そして、その持ち主のかたのおばあさまが手作りした木目込み人形
だということです。
「木目込み人形」って何のことか知らなかったのですが、木で作った
胴体に溝を彫って、そこに布地の端を埋め込んで衣装を着せている
ということです。言葉で説明を聞くだけだとへ~という感じですが、
実際生徒さんも作られたそうで、とっても大変なのだそうです。

愛情がこもってますなぁ~。





























































生徒さんが作られた木目込みの雛人形。布地は古い着物だそうです。






こちらの雛人形は、生徒さんが陶器で作ったもの。
なんとも可愛らしく、ちんまりとそこに居ました。










お花のしつらえも素敵でした。
河津桜が満開です。



今週末まで展示されているとのことですので、お時間がありましたら
是非、訪ねてみてください。