2017/05/30

ちゃのゆ





東京国立近代美術館 平成館 で開催中の

「茶の湯」展を観に行ってきました。


これでもかっって言うくらいの銘品が、揃いも揃っていました。

しかし、展覧会も今週で終わりということもあってか、平日なのに
ものすっっっごい人で、ゆっくり見られませんでした。

人垣の後ろの方で背伸びしながら見たり、間近で見ていても
後から押し寄せる人たちのためにすぐに移動しないとならないし。

でも、一つの会場であれだけのものを見られる機会はそうそう
ないので、行ってよかったです。


普段はそれぞれの美術館や財団、個人の所蔵の品々が、
色々な力が重なり合って展示されている。

どうしても茶碗などの焼き物に目がいってしまいますが、
今回は国宝の「紅白芙蓉図」に目を奪われました。

朝は白い花が、時間とともに紅に染まっていく「酔芙蓉」を
描いたとみられますが、色がとってもふんわりとして、艶めかしく、
花びらの柔らかさまで伝わってくるようで見惚れていました。



古田織部の茶室「燕庵」の再現展示もされていました。




















いや~、しかし人が多かった~。
みなさん熱心ですね…。




ほうほうの体で会場を後にして、近くにある

法隆寺宝物館 を外から見ました。(時間が無かったでよ~)





ここは建物がシンプルで静寂な美しさがあって、眺めているだけでよし。
前面には水が湛えられていて涼しげです。




世界文化遺産に登録された

国立西洋美術館 も、外側から見て(時間が…)




上野を後にしました。

またゆっくり訪れたいな。



2017/05/24

すもう






少し前ですが、夏場所2日目に両国国技館で相撲観戦してきました。



今日から稀勢の里が休場すると言うことですが、
この日は隠岐の海に勝ちました。





すごい人気で、懸賞金もたくさん!




















高安と豪栄道。高安が勝ちました。



嘉風との対戦の前に気合を入れている白鵬。
白鵬かっこいいな~。
肌がきれい。











2階席からの観戦ですが、よく見えるし、音も聞こえて臨場感が
あって楽しいです。

競争率の高いチケットを予約してくれて、感謝です。


結びの一番で、鶴竜が千代の国に負けてしまいました。

座布団は投げないで~。


稀勢の里は、連続3度目の優勝がかかった場所でした。
休場は残念ですが、次の場所でまた復活できますように。







2017/05/17

ちゃわん






東京国立近代美術館 で 5月21日(日)まで開催されている

「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」

に行ってきました。


樂家初代長次郎が、千利休とともに作り上げた樂茶碗と、
一子相伝で450年前から現代まで続く歴代の吉左衛門たちの
樂茶碗や香炉などが展示されています。


歴代の人が、その当時の時世や流行を感じて、長次郎の精神性を
芯に置きながらも相当工夫したり苦心したりして作ってきたのだろうなぁ。

性格も出ている気がする。知らんけど。


うまいな~って人もいるし、そうでもないな~って人もいるし(エラそうに)
これだけの樂茶碗が並んでいると楽しいです。


本阿弥光悦の茶碗 「雨雲」 (重要文化財) も展示されていたのですが、

前に見た時には感じなかった雨の音が聴こえてきました。

これだけの茶碗が集まっているのだから、茶碗同士が呼応して、
見えない「気」のようなものを出しているのだろうな。


























展覧会に行く前に、陶芸教室の生徒さんに教えてもらっていた
出口にあるこの茶碗。


こちらは、長次郎の「万代屋黒」という黒樂茶碗を、3Dスキャンして、
そのデータをもとに複製したものだそうです。


素材はアルミ合金で、メッキ加工したもの。

重さは、素材の違いにより、粘土で作ったものより200g重いです。

もとの「万代屋黒」の重さは 317g


実際手に取って鑑賞できるということなので、こねくりまわして
きました。


やっぱり、実物を触ってみたいものですね~。






2017/05/14

こんにちは





初めて山に登った時、すれ違う人々が 

「こんにちは」

と声をかけてくれた。

挨拶をいただいたら返したい気持ちがいっぱいなので、
いちいち全て返していた。
息があがっても笑顔で。

そうしたら、段々気持ちよくなってきて、自分から

「こんにちは!」

と声をかけるようになっていた。


後から聞いたら、山を登る人たちの間では、挨拶をするのは
当たり前のことだそうで、人気のない山中で、
「怪しい者ではございやせんぜ」、ということや、
もしもの遭難の時に、挨拶した相手に覚えてもらえるということも
考えられているらしい。


今回の山登りでも、山頂目指して登っている中で、すれ違う人々に
挨拶していると、

「あともう少しだからがんばって!」

など、たくさん声をかけてくれた。


街中で知らない人に挨拶したら、「何、この人!?」

と警戒されるだろう。


山の中では挨拶することが普通なので、なんだか嬉しくてどんどん
挨拶していた。


登っている人の方から挨拶するのがいいらしい。
なぜなら、登りの方が息があがっていて、声をかけられても
答えられない状況になる可能性があるから、下りの人は
それをおもんばかって、登りの挨拶を優先してくれるそう。


声が返ってこなくても、山の中だとそれはそれでいいか~と
思える。

自然の中に居ると、心も自然になるな~。












2017/05/06

さんにんかい









































「陶芸三人会」



関口隆三  井上正博  柳原由起


5月5日(金)~10日(水)  10:00~17:00



昨日から始まりました。





それぞれの個性が感じられる、作風の違う作品たちをお楽しみ
いただけることと思います。


こちらは展示のみとなっていますが、お手に取ってご覧いただけます。

私は8日(月)、9日(火)会場におります。

お待ちしておりまーす。











2017/05/04

はいさい




今年も行ってきました。

川崎の「チッタデッラ」で開催している、「はいさいFESTA」

沖縄の食や音楽、映像、酒のお祭り。

今年で14回目の開催です。


まずはそばなど食べつつオリオンビールで乾杯!

そしてエイサーを見るために場所を陣取ります。





年々来場者が増えている気がする…。

すごい人人人でした。


そしてステージでは登川流関東支部の演奏があり、泡盛片手に
堪能しました。



今は亡き、登川誠仁さんの流派です。

誠仁さんを追っかけて、広島まで公演を聴きに行ったこともあるなぁ。

島酒を呑みつつ、誠仁さんの声や三線の音を想い出していました。


あ~、沖縄へ帰りたくなったきたぞ。




2017/05/02

くさばな


クサイチゴ




まだまだふくらはぎが痛いですよ。


それでも、山道を歩いていると樹々の香り、風の音、鳥の鳴き声、
小さな花々が楽しませてくれて、しんどいことなど忘れさせてくれます。


































ヤマルリソウ


 イワキンバイ





マムシグサ





ヤマツバキ










































ムラサキケマン



下りで膝が痛くなった時、柔らかい土の上を歩くと天国のように
感じました。

枯葉が落ちで、朽ちてふかふかと緩衝材の役割をしてくれています。
もっとも人間が歩くためではないのですけれど。





ヤマザクラも満開。


まだまだたくさんの草花や木々がそこにはあって、
人間がなんだかんだと言って山道を登ったり降りたりするのを、
見ているようで見ていなくて、自然なんです。
ただそこにあるのです。





2017/05/01

やま





イタタタ…あ痛たたた…


ヒルに血を吸われず、熊にも会わず、無事に帰ってきました。


しかし、体中が筋肉痛。



神奈川県で一番高い山、「蛭ヶ岳」(1,637m)に登ろう!
という今回の目標でしたが、結果を先に言いますと、断念しました。

その途中の「塔ノ岳」(1,491m)を登頂した時に、遠くにそびえる
蛭ケ岳を見て、時間的なこと、体力などを考慮して、下山しました。



いや~、ちょっと悔しかったけれど、無理して続けて遭難したら
大変なことになりますので、諦めることも勇気。



山を甘く見てはいかんぜよ!



しかし、塔ノ岳は起伏に富んだ面白い山でした。(負け惜しみではないです)


道中の草花のことなど、また更新します。


いや~、身体が痛い。