2025/04/29

しいく

 






沖縄こどもの国」は沖縄市にある動物園。


4月19日の「飼育の日」に合わせて様々なイベントが行われたのですが、

その中の「一日飼育員体験」に申し込み、体験してきました。


どの動物の担当かは当日のお楽しみとのことで、

カピバラとか山羊とかかな~


と思っていたら、担当してくれる飼育員さんの第一声。

「今日は、ライオンとチンパンジーとカバです!」


え!?

猛獣担当!?


そう、担当してくれる飼育員さんによって動物が決まるのですが、

この日の飼育員さんの担当が猛獣なのでした。


チンパンジーが猛獣って?と思いましたが、実際側で見ていると、

その力の強さや機敏さに、人間は勝てませんって分かります。

カバもあの巨体で(軽自動車より重い)時速40キロで走るそうです。



お仕事体験は、それぞれの動物が表に出ている間に裏手の檻を掃除したり、

ご飯の用意をしたりするのですが、ライオンやチンパンジーは

裏で休んでいるものもいるので、檻に近づかないようにしながら

飼育員さんたちの指示に従います。

飼育員さんは二人一組になって、檻の鍵がかかっているか二重チェック

します。ライオンを間近で見たけど思っている以上に大きくて、

迫力満点!!

裏で休んでいるものは、掃除の間は別の檻に移動させているのですが、

檻の中に入って掃除していた時、実はすぐ隣の隠し部屋にいたと

後で知って、汗が出ました。


飼育員さんたちは毎日毎日接しているので、動物たちも懐いていて、

付き合い方も手慣れたものでしたが、私はドキドキしながら接していました。


しかし、9時から17時まで休憩を挟んでずっと体験させていただきましたが、

体力がもってよかった~と思いました。なかなかの重労働です。



バックヤードは写真を撮れませんでしたが(そんな暇なし)

最後にカバと一緒に写してもらいました。





















沖縄こどもの国に訪れるのは実は初めてでしたが、なかなか見所満載で、

しかも入場料もお安くて、次回は客として楽しみたい!

一日色々教えて下さった飼育員のみなさん、ありがとうございました!




2025/04/17

ちむしんじ

 







4月、のひな千明先生の琉球料理講座は


◎チムシンジ

◎タマナーチャンプルー


「チム」は「肝」、「シンジ」は「煎じる」

薬膳の教えでは、春は「肝」が弱りやすいので、

同じ「肝」をいただくとよいということで、

豚のレバーを豚もも肉やお野菜をカツオ出汁でことこと煎じます。

そのエキスをいただくというおつゆです。






















以前から、よくいくスーパーで売られているこのセット。

どんなおつゆかなーって思っていたら、チムシンジだったんだ!

膝をぽんと打ちましたよ。



この日は、他にサツマイモのはちみつレモン煮と、

桜エビと筍の炊き込みご飯をいただきました。



チムシンジとサツマイモを煮ています。






















千明先生は薬膳の資格も持っているので、琉球料理に

薬膳の知恵も入れて教えてくれるのですが、昔の人はその知識が

自然に身についていたのか、旬のものをいだだくということを

していたら普通に出来ていたことだったのか。

学ぶことが多いです。


タマナーはキャベツのことで、やっと値段が下がってきたキャベツと

島豆腐、豚肉を塩でシンプルに炒めるのですが、

島豆腐を四角く手でちぎって、6面に焼き色をつけていくのがポイント。

「アカヤチー」すると言うのですって。

最後にネギと鍋肌醤油。

とっても美味しく出来ました!


「チャンプルー」とは、本来は豆腐と季節の野菜を炒めた料理のことで、

豆腐が入っていないのは「チャンプルー」とは言わないらしいのです。


なので、「ソーミンチャンプルー」や「フーチャンプルー」は

「ソーミンタシヤー」「フータシヤー」が正解です。

しかし、今では「チャンプルー」は「色々混ざっている」などの意味が

あるし、広く知られているので変えるということは大変ですが、

本来の意味を知っているのは良いですよね。

ちなみに「タシヤー」は「油でさっと炒める」という意味です。


何はともあれ、旬のものを美味しく楽しくいただきます♪






2025/04/15

ひご

 






二日目は熊本を目指します。

まずは腹ごしらえをして、お宿にある百年杉庭園を散策します。

文久元年(1861年)頃に植林された杉は、100年を超えて見上げるほどに

大きく、立派です。花粉症の方には見ているだけでむずむずしそうですが。

季節によっては鹿やムササビなどの野生動物もやってくるそうです。









ミツマタを愛でたりしつつ、緑を吸い込んでいざ肥後へ!


あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ 船場さ


って唄ありましたよね。


なかなかの遠路を里に運転してもらい、やっとこさ熊本城に着きました。
















2016年4月14日、16日に熊本で大きな地震があり、

熊本城も大きな被害がありました。

重要文化財建造物13棟全てに被害があり、完全に崩れ落ちた櫓も

ありました。

2017年から復旧のための工事が行われていて、天守閣は

完成していました。

天守閣は内部は資料館となっていて、階段で登って行きます。

エレベーターもありますよ。



天守閣より熊本市内を眺めます。















熊本城全体の復旧は、35年後、2052年度に終わる予定です。














見学中もあちらこちらで工事が行われていました。

大変な時間と労力がかかりますが、熊本の皆様にとっては

希望なのだと思います。

沖縄の首里城も同じです。


この日のお宿は南阿蘇の山奥のお宿で、やはり熊本地震で

大変な被害にあわれましたが、復旧して営業を再開されました。






















良質な温泉、おもてなしに癒されました。

以上、桜の旅でした🎵



2025/04/11

さつま

 





沖縄にはソメイヨシノがありません。

ニュースで桜の開花宣言などが流れ始めると、ソワソワとするのは

長年の習慣。

ウチナーンチュの里前も毎年楽しみにしていて、開花の予想をして

旅の予約をします。


今回は鹿児島~熊本への旅。


那覇空港から鹿児島空港へ。

着いたら雨!しかも寒ーい。(5℃)



しかし、桜を求めて霧島市の城山公園へ。(鹿児島市にも同じ名前の公園有)


晴れていればこの先には錦江湾と桜島が見えるそうです。





















でも、桜は満開!





















雨に濡れる桜も風情があるってものです。


お次は霧島神宮へ。

一度は訪れたかった場所です。神社好きなんです。




















長い階段を上がると参道の向こうに美しい社殿が見えてきます。






















令和4年に国宝に指定された社殿は、正徳5年(1715年)に島津吉貴公によって

復興されたものです。

拝殿から幣殿、そして奥の本殿へと階段になっていて、拝殿からは奥の

本殿は少ししか見えませんが、美しい装飾が遠目からでも分かります。



霧島神宮へは、坂本龍馬とおりょうさんも新婚旅行として

訪れたということでお二人にご挨拶。(邪魔すんなー)





















もう少し、桜の名所を訪ねてから宿へということで、

霧島神話の里公園に立ち寄りました。

ま、雨だね~ということでリフトやスライダーなどは出来ませんでしたが、

ロードトレインに乗ってとことこと登って行き、桜をたっぷり眺めてきました。













宿は硫黄谷温泉へ。

こちらのお宿も龍馬が訪れたと言われている温泉地。































宿のあちらこちらに龍馬の資料があります。

(龍馬の手紙はレプリカです)






















霧島だけに霧が立ち込めて、翌朝には雲海が見られました。


2日目は熊本へ!