2016/01/18

はしご




昨晩は寝ている間に雪が降り、朝起きて窓を開けたら雪景色。
昼ごろには雨でだいぶ溶けていましたが、まだ雪の残る銀座へ出かけました。


呑み屋をはしごすることはよくありますが、ギャラリーをはしごするのは
久しぶりです。





















まずは、奥野ビルの中にあるギャラリー「オフィスイイダ」 で開催中の

コイケジュンコ展「名所じじばば百景 ~珍の風にのって~」
































木版画の作品ですが、色々な場所の中に、じじばば様が入り込んでいる、
くすっと笑みがこぼれる作品たちでした。

悪気は無いのだけど、写真を撮った時にふと入り込んでしまうじじばば様を
イメージしつつ、安藤広重の「名所江戸百景」への憧憬、尊敬を込めて制作
されたそうです。

1月23日(土)まで開催しています。



さて、お次は同じ銀座にあります「阿曾美術」で開催中の

西岡良弘先生の個展です。


























唐津焼の作品です。
斑唐津の扇面向付(上の写真)も素敵でしたし、写真はありませんが、
八寸角皿が素敵でした。

西岡先生が、新しいものを作ろうとしている心意気を感じ、私ももっと
精進せんと!とハートに火が点きました。

しばしのんびりとお茶をいただいたりお話しつつ、次へと向います。





三軒目は神保町 「アート・ギャラリー Corso」で開催中の

松尾多英さんの個展 「砂」


100号Fのキャンバス9枚に描かれた「砂」が展示されています。
毎回違う表情の「砂」ですが、今回は特に前回までと違う表情を感じられました。

「砂」の中にぽつんと自分がいるような気持ちになるのはいつものこと。
絵の中に居る自分を、遠くから見ているような心持になります。

遠くから、近くからじっくりと見させていただきました。

松尾さんも会場にいらっしゃって、色々お話させていただきました。

これからも「砂」が増え続ける限り、足を運ばせていただきます。




縮小されたものを、家で写してみました。

前回、前々回のものもあるので、今度全部繋げて眺めてみよう。

こういうはしごも、いいもんですね。

きんきんと冴えわたる夜の空気の中、上を向いて歩きたくなりました。
星がきれいで、口を開けて見ていました。


足元気を付けないと滑りますよ~。






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