のひな千明先生の琉球料理講座。
八月は「うじら豆腐」「タンナファクルー」「もずく丼」
「うじら」は「うずら」という意味で、がんもどきです。
見た目がうずらのようだからこのように呼ばれるようになったということです。
「タンナファクルー」はそのまま訳すと「玉那覇さん黒い」
「タンナファ」は沖縄の苗字「玉那覇(たまなは)」の方言です。
諸説あるようですが、このお菓子を作った人が玉那覇さんで、
その方の曽祖父のあだ名が「色黒」(クルー)だったことから、
これらを組み合わせてお菓子の名前にしたそうです。
黒糖と小麦と卵で作られた素朴なお菓子で、黒糖を使っているので
黒っぽく仕上がるからクルーなのか、とも言われています。
まずはうじら豆腐の作り方を見せてもらいます。

