2016/03/11

あれから





5年の月日が過ぎました。

今年の3月11日は、5年前と同じ金曜日。

その時は陶芸教室の最中で、生徒さんも銘々作業をしていました。

大きな揺れに驚きましたが、何かが壊れたり、生徒さんもケガをされる
こともなく、また作業に戻りましたが、大変なことになっていると間もなく
わかりました。

それでも、生徒さんの作品も一つも割れることなく無事だったことは、
ありがたいことでした。





毎年、卒園する園児さんたちにプレゼントをするために、成形から
絵付けまでお一人でされている、生徒さんであり、園長先生の作品が、
今年も無事に焼きあがりました。






子供たち、一人ひとりの顔を思い浮かべて作られた愛情いっぱいの器。

今はよくわからなくても、きっと後からじわりじわりと心に響いてくること
でしょう。


毎年この時期に焼き上がるので、5年前も、壊れなくてよかったですね~と、
感謝し合ったことを思い出します。

5年前の地震を想い、今もあの日の地震の中にいる方達のことを想います。


日々、精一杯生きて、出来ることをやっていこう。


合掌





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