2017/04/02

ねり





桜の開花宣言はあったけれど、ずっと寒い日が続いて、
桜も「早まったか!」と言っているようでしたが、
段々と開いてきましたね。



そんな中、毎年恒例の、高校茶道部のみなさんの
体験教室が開かれました。

電動ろくろで抹茶碗を作ろう!





オーナー先生が見本を作っているところ。

学生さんたちの作陶風景もご紹介したいところですが、
お手伝いをするこちらは手がドロドロで、写真を撮られません。
あしからず。




電動ろくろをする前には色々準備が必要です。

その一つに「土練り」があります。

粘土の固さを均一にする「荒練り」をした後に、
粘土の中の空気を抜く「菊練り」をします。
練っていると菊の花びらのような形になるので「菊練り」と言います。




「土練り三年」と言われるように、見ていると簡単そうに
見えますが、ちゃんとできるようになるまでには、なかなかに
時間がかかります。


陶芸教室の生徒さんの中にも、電動ろくろを習得したい
という方が増えてきて、まずは土練りから練習してもらって
います。


どんなことにも近道はないと思います。
近道を行っても、落とし物をしたりして結局また元に戻ったり、
近道と思って行った道が、本当は遠回りだったり。

遠回りでも一歩一歩自分の足で、少しづつでも進むことが
大切です。


めげずに繰り返し練習しましょーね。









2 件のコメント:

  1. お~美しい練り菊ぅ~  やるのぅ

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    1. イエーイ!
      土練り14年の練り菊です。

      まだまだ練りますよ。

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