2013/12/03

ぎんざ





















銀座に行ってきました。
阿曾美術で開催されている、西岡良弘先生の個展に行くことが主な
目的です。
西岡先生は佐賀県唐津の陶芸家です。
以前に阿曾美術のみなさんと、唐津の西岡先生の工房へおじゃまし
て、器を作らせていただいたりしました。緑に囲まれた素敵な工房で
蹴ろくろも体験しました。
今回も素敵な作品がたくさん展示されていて、新しい試みやいぶし
銀のような技を拝見しました。
「備前唐津」というものを初めて知り、その渋く落ち着いた金属質の
肌が、とても美しかったです。勉強になります!
西岡先生のお茶碗で抹茶を点てていただき、ほけっとさせてもらい
ました。阿曾美術のみなさん、いつもありがとうございます。
 
そして阿曾美術を後にして、同じ銀座にある奥野ビルという、古くて
味のあるビルのギャラリーにはしごです。






















このビルは1932年に竣工したということで、とても趣のある佇まいを
しています。画廊などギャラリーがたくさん入っていて、それぞれを見
ていたら、1日あっという間に過ぎそうです。
今回は、画廊香月で開催されている、堀越千秋さんの陶展が目的。














古い映画に出てきそうなエレベーターで6階まで昇ります。
 ドアの開閉は手動式なんですよ。






















埼玉県の方に窯をご自分で築かれて焼いた、個性的な器を眺めて
いたら、画廊の方が日本酒を取り出してこられ、作品であるお猪口
でお酒を呑ませてくださると言う。
使い心地を感じさせてくれると言うのです。
なんて素敵なこころみ!勿論いただきました。えへへ。
そうしてお話しているうちに、実は近所の画廊で、今日から堀越さんの
絵画の個展も開催されているというではないですか。
それは行くしかない、と言うことで、画廊の方が地図をプリントしてくだ
さって、向かうことにしました。
ここでもスタッフの方に親切にしていただき、ありがとうございます。
 
堀越千秋さんは、画家であり、エッセイストであり、舞台美術を手掛け
たりと多才な方です。
そしてカンテ(フラメンコの歌)の名手でもあるのです。
わたくしめも20年前くらいにフラメンコを学んでいたことがあって、その時
購読していたフラメンコ雑誌に堀越さんが文章を書いていたり、挿絵を描
かれたり、勿論カンテでも実力があって有名な方なので、お名前はよく耳
にしていました。
そうしたら、焼き物も始めていらっしゃると言うことを知り、驚いていた
ところ、画廊香月でやきものの展覧会があるという情報を得た訳です。
 
 










 
永井画廊での展覧会は、堀越さんが手掛けている全日空の機内誌である、
「翼の王国」の表紙画の原画を中心としたものです。
鮮やかな色彩、踊っているような人物、景色。
沖縄を題材にした絵が多かったような気がしました。
シーサーや、やちむん、ハーリーなど。沖縄だいすきな私はそれだけでも
嬉しかったです。
元気が出る絵でした。
 
銀座、満喫。

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