2019/01/15

ぬのぞめ




お茶会のための茶碗を制作中。


オーナーからの注文で、5月に使うので青楓の絵付けという指定です。


どうしようかと考えて、「布染め」という技法を使うことにしました。


「不織布」(マスクなどに使われている素材)を青楓の型に切り取って、

素焼きの器の上に、水をたっぷり含ませて置きます。

その上から下絵の具を染み込ませて色を付けていきます。























よく染み込ませてから不織布を剥がします。





















葉脈を、先のとがったもので引っ掻いて描いていきます。





















内側と、裏側にも少し模様を入れます。

不織布は、2回くらい使ったら絵の具が詰まってしまうので、

何枚も必要になります。

茶碗は50個必要なので、手が空いた時に、

内職のようにもみじの型をちまちまと切り取っています。


出来上がりがどうなるかまだ分からないのですが、

楽しみにしつつ絵付けしよ~っと。




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