2017/08/19

さんちょう





夜中の1時に八合目を出発し、山頂へ!

真っ暗闇の中、ヘッドライトを点けて急な岩場を登って行きます。

目が慣れるまでは怖かったな~。

路の脇には死屍累々とでも言いたくなるような、人々が休んだり、

寝転んだり、高山病で動けなかったり、時折、明かりに照らされて

浮かぶ人々の影を見ながら、もうとにかく山頂目指して登るしか無い!

9合目から山頂までが一番しんどかったです。





人々のヘッドライト。地上の星。

烏賊釣り漁船の灯りにも見えるぞ。


そうこうしているうちに山頂に到着して、さらに剣ヶ峰を目指し、

あとは日の出を待ちます。




雲海に光が差してきています。ほんのりピンク。


それにしても寒い!真夏でも山頂は5℃くらい?



そして眠気に襲われる。

相棒と、「寝たら死ぬぞ!」などと言い合いながら待ち続け、

午前5時過ぎに太陽が生れてきました。












思わず手を合わせていました。




その後、お鉢巡りをして、なかなか見られない「影富士」にも出会えて、

膝が痛くなりながらも無事に下山することができました。






自然の圧倒的な美しさを目の当たりにして、感動して打ちのめされて、

でも、自然に近づきたくて、何かを作ったり、伝えたりしていくのだろうな、

これからも。






















また登りたいと、今は、思っています。




2 件のコメント:

  1. おっ、すっかり山ガール!
    影富士素晴らしい。

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    1. 「山婆」と言われるまで登れるといいな~。

      唯一、富士山の形を見られた影富士でした。
      麓に降りても雨でお姿が見られませんでした。

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