2023/02/20

よきとき

 








本屋さんにぶらりと立ち寄るのが好き。


なんの情報もなく訪れた時に、好きな作家の新刊があったりすると

嬉しくなって、すぐに買ってしまう。


衣類を買うのにはとても躊躇するけれど(値段も違うからね)

昔から本を買うのはあまり悩まない。


宮本輝さんの新刊「よき時を思う」


読み出したら止まることなく、一気に読める面白さ。


読書をしていて思うのは、知らない言葉や世界を知ることができる

その体験の嬉しさ。



今回の小説の中で知ったことが「四合院造り」という言葉。

建築関係の方は知っているかも知れないけど、

中国の伝統住宅の様式のことで、四つの辺に建物を置き、

中央に庭園を造るもので、北京の四合院が代表的だそう。

でも、北京オリンピックの時にの開発によって、多くが取り壊されて

しまったようです。

どこの国でも同じようなことが起きているのですね。


「よき時」とは、過去にあった「よかった時」ではなく、

未来の「よき時」ということで、希望のある内容でした。


同じ言語を紡いで作られる小説やノンフィクションなどの本でも、

自分の好みに沿う作家とそうでない人がいて、どうも読みづらかったり、

内容が心に響いてこなかったりとあるけれど、それは人それぞれで

よいのであって、私は好きだけどそうでない人もいて、私はそうでもなくても

大好きな人もいて

みんな違ってみんないい(みすゞ)


それぞれの、よき本との出会いがあることを想う。



0 件のコメント:

コメントを投稿