2020/06/22

しょしん








「初心忘るべからず」


とは言うても、生きていると忘れることってたくさんあります。

忘れないと生きるのがツラくなることもありますしね。

ツラくなくても年々忘却のかなたに記憶は過ぎ去っていく・・・。


だから、忘れてもいいんです!

時々想い出せたらいいんです。




6月から陶芸教室が再開し、新しく入会してくれた生徒さんがいます。

最初に土に触れた時や、形を作った時の喜び。


「楽しかったです!」


と、言ってくださった時の嬉しさ。

冒頭の写真は、新しく入会してくれた生徒さんの作品です。


























私が初めて陶芸に出会って、作り始めた頃の器。



備前焼の陶芸教室で、備前出身の先生が本物の備前の土を使って

作陶させてくれる所で作ったもの。

先生がお酒好きで、作陶した後は教室で酒盛りをしたのがいい想い出です。

(結局お酒!?)





















技術は全くなく、ただ、作陶する喜びに満ちています。

今でも、この不器用な器はよく使っています。

この器よりも今は器用に作れるけれど、想いはどうだろう?

と、自分を見つめるためにも必要な器で、好きな器でもある。



初心は忘れることがある。

だから、想い出させてもらえる出会いと、器に感謝しています。




生徒さんが作っている器。




















これから加工して、「割山椒」という形にしていきます。
























削りが終わって乾燥中の器たち。




「作りたい!」

という気持ちが伝わってきました。



私も楽しんで作るぞぃ。




2 件のコメント:

  1. 来月、8日から10日ほど、ヤチムン取材に行ってくるっちゃ うひひ

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    1. なにー!裏の山。
      やっと島に帰れるのね。

      ヤチムン取材楽しそう!

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