「初心忘るべからず」
とは言うても、生きていると忘れることってたくさんあります。
忘れないと生きるのがツラくなることもありますしね。
ツラくなくても年々忘却のかなたに記憶は過ぎ去っていく・・・。
だから、忘れてもいいんです!
時々想い出せたらいいんです。
6月から陶芸教室が再開し、新しく入会してくれた生徒さんがいます。
最初に土に触れた時や、形を作った時の喜び。
「楽しかったです!」
と、言ってくださった時の嬉しさ。
冒頭の写真は、新しく入会してくれた生徒さんの作品です。
私が初めて陶芸に出会って、作り始めた頃の器。
備前焼の陶芸教室で、備前出身の先生が本物の備前の土を使って
作陶させてくれる所で作ったもの。
先生がお酒好きで、作陶した後は教室で酒盛りをしたのがいい想い出です。
(結局お酒!?)
技術は全くなく、ただ、作陶する喜びに満ちています。
今でも、この不器用な器はよく使っています。
この器よりも今は器用に作れるけれど、想いはどうだろう?
と、自分を見つめるためにも必要な器で、好きな器でもある。
初心は忘れることがある。
だから、想い出させてもらえる出会いと、器に感謝しています。
生徒さんが作っている器。
これから加工して、「割山椒」という形にしていきます。
削りが終わって乾燥中の器たち。
「作りたい!」
という気持ちが伝わってきました。
私も楽しんで作るぞぃ。
来月、8日から10日ほど、ヤチムン取材に行ってくるっちゃ うひひ
返信削除なにー!裏の山。
削除やっと島に帰れるのね。
ヤチムン取材楽しそう!