2016/05/30
かんげん
お次は「還元焼成」です。
「還元焼成」は、窯の内部に入る酸素の量を制限して、窯内を酸欠状態に
します。すると炎は燃えるために酸素を必要として、器自体や、釉薬から
酸素を奪って燃焼しようとします。
そうすると、釉薬の中に含まれている金属の発色に影響が出てくると
いうわけです。
先日の「酸化焼成」は、窯内に酸素をたくさん取り込んで焼く方法です。
その時に一緒に焼いた「炭化焼成」の作品。(なんやらややこしいわ)
籾殻に埋もれた所はより黒くなっています。
上の作品は「赤土」を使っていて、下は「古信楽」と言う白い粘土です。
どちらも生徒さんの作品ですが、窯詰めはこちらにお任せいただいているので、
焼き上がりを気に入って下さるかしら?
別の作品ですが、こんな風に詰めてます。
還元焼成も無事に焼きあがりますように!
2016/05/28
かま
「かま」と言ったら私たち(誰?)は「窯」ですよ。
本日は酸化焼成の窯焚きしました。
来月6月後半に、陶芸教室の生徒さん作品展を開催するので、その
出展作品に向けての窯焚きです。
無事に焼きあがるとい~なぁ~。
窯神さま、よろしくお願いします!!
窯の天井ぎりぎりまで詰めましたよ。
手前の蓋つきの箱は手作りの鞘(さや)で、中に作品と、周りに木炭や、
貝殻や、籾殻などを入れて焼く「炭化焼成」をしています。
薪で焚く窯と同じような効果を狙って焼成する方法です。
あ~、窯出しまではわくわくどきどきだす。
みなさん、楽しみにお待ちください。
作品展の詳細は後日お知らせします!
2016/05/19
むし Ⅱ
荒井アトリエ・ギャラリー で開催中の展覧会
「INSECTS ・ 蟲展 Ⅱ 」 に行ってきました。
ずっと追っ駆けしている、金工作家の光本岳士さんが今回も出展されています。
鈴虫シリーズの作品。今回は小さめの鈴虫が居ました。
小さき音のかそけさ。
小さきものには小さきものの命があるのだと感じられます。
いつか手元にお迎えしたいとの願望がさらに強くなりました。
こちらはガラスで作られた虫たち。
近くで見ると眩暈がしそうな細工。触れると壊れてしまいそうな繊細さ。
この写真が、大体実物大くらいではなかったかしら。
光るブローチ。刻々と色を変えていく姿を眺めていました。
展覧会は、今度の日曜日、5月22日(日)まで開催しています!
近くで見ていただきたい虫たちが、たくさん居ます。
こんな虫を、駅のホームで見かけました。
後で調べてみたら、「オオミズアオ」という蛾でした。
靴の先でつんつんしてみたけれど、
もう、動かなかった。
2016/05/18
すもう
初めての相撲体験。
いや、私が相撲を取ってきたのではありません。
両国国技館に五月場所を見に行ってきました。
平日にも関わらず、満員御礼。
私たちは2階席からの観戦でしたが、良く見えました。
お昼前には着いて、三段目あたりからの取り組みを見たり、館内をうろうろし、
1回は再入場できるので外に出てちゃんこ鍋を食べたりしました。
そして十両の取り組みも見て、幕内の入場。
どんどん体つきが変わってくるのがわかりました。
そして横綱入場。
白鵬と日馬富士は「不知火型」
鶴竜は「雲竜型」
ま、違いは詳しくはわからないけれど、綱の後ろの結び方が
違うな~。
昔、学校から帰ると、炬燵で祖父が相撲を見ていて、
私もその隣で一緒に見ていたことを思い出しました。
テレビで見ていると分からない色々なことが見えて、面白かったです。
実力の世界だし、対応が幕下と幕内では違うし、ましてや横綱たるや。
この日の結びの一番で、日馬富士が隠岐の海に負けた時、
再三館内放送で「座布団は投げないでさい」と言われていたのに、
1階の升席の人が座布団を投げまくっていたのは、2階から見ていて
なんとも美しくない景色でした。
相撲はもともと神事だったのですから、色々不祥事のある最近の
相撲界ですが、観客もわきまえたいところです。
と言いつつ、2階席でビール飲みつつの観戦。
楽しかったので、また行きたいな。
2016/05/09
2016/05/05
はいさい
川崎の沖縄、「はいさいフェスタ」に今年も行ってきました。
上の写真は、エイサーが終わって、演舞の人たちと観客が入り交じって
カチャーシーをしているところ。
すごい人人人。
1日に3回くらいエイサーが行われるのですが、私たちは最初の回に
最前列を陣取って、間近で見ました。迫力満点。
オリオンビールや泡盛片手にステージがある会場に移動して、
フリーライブを鑑賞しました。
普段は沖縄で活動しているというボーカルダンスユニット
「WB」 可愛いね~。
カメラ小僧が前列を陣取っていました…。
相棒と、「今年もこれは見よう」 と言っていた、琉球舞踊。
先ずは、祝宴の時の曲「かぎやで風」
可愛い三姉妹が舞う「貫花」
からの、「南獄節」
呑んで食べて踊って、沖縄に帰った気分になりました。
今度はいつ帰られるかしらん。
2016/05/01
かぶと
5月になりました。新緑の季節。
初夏のこの時季が一番好きです。
もみじは紅葉した時より、青いもみじが好きだなぁ。
こどもの日に間に合うように、陶芸教室で「兜」を作りました。
タタラにした粘土を型紙に合わせてカットして、組み立てていきます。
細かい作業もありましたが、みなさん楽しんでいただけたようで良かった
です。
お鉢の鋲(イボのような突起)を、粘土を小さく丸めて一つ一つ貼り付けて
いったのですが、
「内職しているみたいですね…」
と呟き合いながら、目をショボショボさせつつ仕上げました。
全体の大きさは、高さ10cmくらいで、幅は15cmくらいなので、細かさを
お分かりいただけるでしょうか。
焼き上がってから、金を塗り、紐を結んで出来上がりです。
型紙は同じなのに、人によって少しずつ表情が違くなるのが面白い。
型紙はありますので、いつでも作れますよ。
来年用になりますけどね。
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